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たまにはレシピも公開中

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急ですが、連休します。

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8日(月曜日)9日(火曜日)連休させて頂きます。急な決定で申し訳ございません。
よろしくお願いします。

# by espana-miro | 2017-05-06 21:48 | お知らせ | Comments(0)

5月の料理「豚肉とアサリ」

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アサリが旬の今頃に、毎年作り続けてる料理。
「豚肉とあさり」です。
今までは、アサリは殻付きで豚肉に添えてましたが、
今年は、アサリをスープにしました。
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そら豆・ふき・ウドを添えました。上にのっかてるツブツブは、アンデスのキヌアを
茹でてからフライにした物です。

アサリのコンソメは、料理研究家の大御所「辰巳芳子さん」のレシピを参考にしています。
殻付きのアサリを、味がたっぷり出るまで時間をかけて野菜と共に煮出す。

アサリは煮すぎると硬くなるので、さっと火を入れる。それだけに拘ってた私には
まさに「目から鱗」でした。
辰巳さんは残ったアサリの身も上手に料理されてましたが、私にはまだまだ難しいです。

32年前にスペインをぐるっと廻る旅行をし、ポルトガルにも数日滞在しました。
料理本で知った、ポルトガル料理「豚肉とアサリの煮込み」を食べたかったからです。

リスボンの高級店で頂きました。当時ミシュランの星付きの店はポルトガルには無かったと
記憶しています。

「感動的な」「素朴な」「なんでもない感」「なんで?びっくりするん?」的な?
そんな佇まいの料理がポルトガルに存在していました。

リスボンの本屋さんで、店長オススメの料理本を買って帰り、辞書を引きながら解読。
「マッサ・デ・ピメント」で豚肉をマリネするそうです。
その、「マッサ。。。」が分からない。。。
赤ピーマンの?ペーストって?真ッサか?
近年、
ポルトガルの食材を輸入してる業者さんを知って、やっと「マッサ」の正体を知りました。
赤ピーマンを発酵させた調味料なのですね。
唐辛子の辛さはないけど、塩は効いてます、かなり塩辛い調味料です。

愛媛産の豚肩ロース肉を、ポルトガルの「マッサ」でマリネしてからソテー。
なんて言うのか。
本物を知ってから、本物から離れていく。そんな料理が作りたかったけど。
ネット社会のおかげですか。

「出来た!」感じです。
# by espana-miro | 2017-05-04 21:30 | 料理 | Comments(0)

お客様から、お花を頂きました

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すごい!いっぱい🤗
持ってくるのも大変だったんじゃないですか。。
ありがとうございます😊喜んで埋けさせて頂きます。
家内(香里)が、楽しそうにやってましたy
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# by espana-miro | 2017-04-28 22:14 | 草花 | Comments(0)

永い言い訳


やっと、DVDで観ることができました。
今治には、大きなシネコンが二つもあるのに、
良い作品は、なかなか、かかりませんね。

家内(香里)が原作を読んでいて、
「誰が主役を演じるんだろう」と思っていたら。
そしたら「もっくん」で。「もう!ぴったり」やわ!
だそうです。

ボサボサ頭に白髪が混じって。ああ。フレグランスとか「もう付けてないな感」が、
画像から漂う。
たるんだ顎の肉を強調するアングル。ええなー。

西川美和監督。極上の素材を寝かせて熟成させて、良いタイミングで料理する。
それが許される立場に上り詰めているのですね。

映画が頭の中で出来上がっていて、そのように演出し、それをフィルム(画像)に焼き付ける。
黒澤明監督のレベルまで近づいていると思います。
今まで通り、一生、西川美和監督の追っかけをするつもりです。

この映画の中の「竹原ピストル」さん。
今や売れっ子俳優さんですが、その魅力は「素材力」
イタドリを道端で取って皮をむいてかじりつく。
パキッと音がして、汁が飛び散る。そんな美味しさをもった俳優さんです。

その昔。肉料理の添え物として存在してた「サラダ」
口の中をさっぱりさせるための添え物的な料理だったのかな。

この映画の中の「竹原ピストル」は「サラダ」
映画全体の中の清涼感の請負人です。

ガッツリ肉も食べたいし、添え物じゃない野菜も食べたい。
魚に寄り添った野菜料理。
野菜を持ち上げるための肉料理。
今や料理会では「主役」「脇役」の違いはなくなりました。

だし汁が効いてない料理も食べてみたいな。とも思います。
ただ茹でただけとか、焼いただけとか。灰汁抜きしていない筍とか。
ただ存在するだけの「竹原ピストル」に、映画界から需要があるのは、

「ほんとは、それなんよ」!ってところですか。

荒削りな素材だけを集めて自由に料理する。
次回の西川美和監督作品には、それを期待したいです。
日本映画界の停滞状態を打破できる、数少ない人材なのですから。
# by espana-miro | 2017-04-27 23:02 | 映画 | Comments(0)

5月の料理できました「エジプト豆」(ガルバンソー・ひよこ豆)

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左が、エジプト豆を使ったイギス豆腐です。
一晩水に浸けた豆を柔らかく煮て、水と共にミキサーにかけます。
水で戻した乾燥イギス(地物の海藻)を加え煮溶かします。
タッパーに入れて冷やし固めます。
出汁は使わず、豆と海藻と塩の味だけです。
羊羹のような食感です。
キュウリの塩もみ、地物の魚介を合わせました。

伝統的な、今治料理「イギス豆腐」は、大豆粉を使いますが、
なぜにエジプト豆を使ったのか?
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先日、高田馬場のミャンマー料理店でいただいた、
エジプト豆の自家製豆腐。
それを揚げたものです。
食感が、はんぺん風でふわふわです。

「卵入ってる?」
いえ入ってない。
「何が入ってるの?」
豆だけー。

きっとニガリを使って固めてるのでしょうね。。。
なんかめんどくさいな。。。。

おお!ほおじゃ!今治にはイギスがあるやんか。
それで作ってみました。
ミャンマーでもエジプト豆使うんですねー
スペインでは、ガルバンソーと呼ばれる国民食的な豆です。
中近東諸国でもよく使われるみたいです。
ペースト(フムス)が代表的ですね。
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こちらも、中近東諸国のエジプト豆を使った代表料理、
「ファラフェル」
水で戻して、そのままスピードカッターでペースト状に。
煮ないんですねー。初めて知りました。
にんにく・玉ねぎ・コリアンダー・クミン・塩・胡椒も加えます。
丸めて、小麦粉をつけて揚げます。
以前作った時は、水煮にしてからペーストにしたので、
揚げたらバラバラに飛び散りました。なのでパン粉をつけたコロッケにしました。
この、煮てない豆のファラフェルは、食感が「肉」のようです。
カリカリのムッチリ。
普通は、ヨーグルトや、白胡麻ペーストを使ったソースを添えますが、
アボカドにマヨネーズを混ぜたペーストを添えました。
ミントが気分なので、庭から摘んできて乗っけました。




# by espana-miro | 2017-04-26 04:49 | 料理 | Comments(0)