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カテゴリ:映画( 431 )

判決、ふたつの希望

アラブが舞台で、民族対立ならば、パレスチナとイスラエルか?
ところが違うんです。レバノンでの物語なのです。

もう何年も前になるけど、スペインの帰りにロンドンに立ち寄り、
ノッティングヒルあたりを歩いてたら、レバノン料理店の看板が。
珍しいな〜レバノンだって。と思いながら、さらに歩くと、
またレバノン料理。なぜか、その界隈に数軒あった。

レバノンの事を何も知らないので、物語を理解するのに時間がかかりました。
何度か巻き戻して(テープじゃないだろ118.png
決して難解な映画ではないです。私の頭が悪いのです。

レバノン生まれの主人公は、キリスト教徒なんです。
もうここで、私の無知は全開に。
でも宗教対立ではありませんよ。
実は、彼が発した、ある言葉が大問題に発展して。。。

見応えのある法廷劇。だんだんと明らかになってくる事柄が、
スリリングで楽しめます。
強いメッセージを持った、後味の良い傑作映画です。

2年前にパリで念願のレバノン料理を頂きました。
モロッコの料理も美味しかったけど、レバノン料理の方が、
多彩な味で、奥が深いと感じました。
「多民族国家なので、文化・芸術が発展してる」のだそうです。
きっと料理もそうなのでしょうね。

何にも知らない無知な私は、レバノン料理、美味しい!って、
娘と一緒に、ただ食べてただけなのですが。



by espana-miro | 2019-03-11 15:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ハナレイ・ベイ

大袈裟な表現をひかえた、物静かで淡々とした映画作り。
派手さはないけど、心理描写が細やかで緻密です。

ほとんどのシーンがハワイを舞台にしていますが、
波の音・風の音・深い緑・自然の香りまでが画面に現れて。
その中で人間を描写する。
日本映画って良いな〜と思いました。

あまり話題になっていない作品ですが、
是非に観てください。素晴らしいです。
レンタル店の棚の片隅に埋もれるのでは、
あまりにも勿体無いです。

by espana-miro | 2019-03-04 19:37 | 映画 | Trackback | Comments(0)

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

日本以上に韓国の受験戦争が過酷だとは聞いてましたが、
タイも同じなのですね。

カンニングをエンターテイメント映画に仕立てた、一級の娯楽作品です。
スリリングでハラハドキドキ。面白いです。

勉強ができる方が、貧乏で母親思いの善良な男の子で、
出来ない方が、金持ちのボンボン息子。
昭和時代のステレオタイプな描き方です。
それが安心して楽しめる要因かも。
日本では、教育費にお金をかけられる子が優秀で、
お金がなかったら成績も振るわない。
まあこれも、平成のステレオタイプ幻想か。

でも、カンニングでしょ?いいの?的な批判をかわすラストも上手です。
「ハリウッドがリメイク決定」しないかな。109.png

by espana-miro | 2019-03-04 16:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)

素敵なダイナマイトスキャンダル


香里(家内)が、「この映画ええやない!」と。褒める。
意外でした。

昭和の時代。
例えば、テレビの深夜番組「11PM」深夜って言っても、11時15分からだったんですけど。
故・大橋巨泉さんが、いつも語ってました。
日本でポルノが解禁されるまでは、
この番組で「エロを流すよ!」

故・愛川欽也さんは「コメディアンは常に反体制の立場で」なければ、と。

もう「裏日本」では、解禁状態なので、声だかに「ポルノ解禁」とか誰も言わないけど、
人間の個人の下半身問題に、政府が「突っ込んでくるんじゃねーよ」

国力を維持するために、結婚したら子供を何人作れとか。
そのために、結婚しろとか。
そんなことを仰るのは、
本当に、お下品で、ございます。

by espana-miro | 2019-02-21 18:04 | 映画 | Trackback | Comments(0)

輝ける人生

地味だけど、深みのある演技をする、
達者な役者さん達が織りなす物語。
イギリス映画らしい、端正で人間味に溢れた作品です。

晩年を迎えて、やっと自由を手にいれる。
予想通りの展開ですが、それも心地よいです。

by espana-miro | 2019-02-05 13:28 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ラッキー

仕事が終わって、夜中にレンタルDVDを観るのですけど、
三日続けて観ました。寝てしまうからです。

大好きなアーチストの音楽を聴いてると、眠くなりませんか?
とても気持ちよくなって、どうしても意識が遠のく。。
そんな心地良さの作品です。

人生のラストをどのように迎えるか。
夜がめっきり弱くなった、初期高齢者の私には興味深いです。

太平洋戦争で兵役に就いたエピソード。
近所のメキシコ人家族との交流。
優しくて、とても味わい深い物語です。

カントリーシンガーでもある、
主演俳優さんが歌うシーンには、感動しました。

by espana-miro | 2019-01-28 16:50 | 映画 | Trackback | Comments(4)

きみへの距離、1万キロ

面白いです!よく、こんなストーリーを考えたと、
感心しました。
甘口の、ファンタジー映画ですけど、
一度も会ったことが無い、フェイスブック友達がいるという、
今の現実を思うと、リアリティーも感じます。

「ロミオとジュリエット」がモチーフになっています。
北アフリカの人間関係からと考えるよりも、
アメリカ合衆国とアラブ諸国との関係と捉えると、
甘口物語に、スパイシーさが加味されます。

主演俳優が、ピュアな魅力を持っているので、
エピソードに含まれる犯罪臭を中和させています。
キャスティングの勝利。
定番の超甘口なエンディングも「ええねー」と受け入れてしまいました。


by espana-miro | 2019-01-23 15:06 | 映画 | Trackback | Comments(0)

男と女、モントーク岬で


「少年の心を持つ大人の男性」って、褒め言葉になる場合もありますね。
ハンサムでカッコいい、モテモテ男の場合に限りますが。

実際に子供じみた勝手な幻想を抱く男がいたら、
女性にとっては、とても迷惑な話で。。。。
という映画です。

女の前では、男は永遠に未熟者。
もう認めます。敵いませんわ〜

達者な俳優さんが揃っていて、見応えがあります。
特に女優陣が見事です。

「この映画は素晴らしい」と香里(家内)に言ったら、
「やっぱり、男ってバカよねー」と言われました。


by espana-miro | 2019-01-22 14:08 | 映画 | Trackback | Comments(0)

シドニー・ホールの失踪

日本の有名作家が「小説家になったら、友達を大勢失った」と。
身近な人を題材に選ぶからでしょうねー

練りに練った物語なので、作り過ぎ感があるのですけど、
主役の若手俳優たちが、人間の心の闇を上手く演じていて魅力的です。
引き込まれました。

by espana-miro | 2019-01-21 15:59 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ビューティフル・デイ

バイオレンス映画なので、大量の血が流れますが、
不思議と嫌な匂いがしません。無臭感覚です。
どの画像もフレームがピタリと決まっていて、
音楽とともに美しい映画空間を作り出しています。

ホアキン・フェニックスのぼってりと重量級な肉体。
その奥に少年の心が透けて見える。
劇中で、説明を排しているので、見る側の想像力が必要になります。

殺した相手と手を握りあうシーンには、驚かされました。
こんな表現は初めて観ました。素晴らしいです。

俳優の肉体・表情が全てを物語る。
シャープで、ヒリヒリする痛みを感じながらも、
人間の奥底の温かみが心地よい。
久々の傑作です。


by espana-miro | 2019-01-10 14:36 | 映画 | Trackback | Comments(0)