人気ブログランキング |

たまにはレシピも公開中

espanamiro.exblog.jp

カテゴリ:映画( 451 )

希望の灯り

毎度、暗い映画ですみません。
色が抜けたような画像ですが、そこが狙いなのでしょうね。
予告編では、統一後の旧東ドイツと明かされてますが、
予備知識なしで観たので、ドイツだけど、いつの話?
物語の中盤ぐらいでやっと分かった時は、闇が晴れたようで快感でした。

登場人物が魅力的なので、退屈しませんよ。
特に、大好きな映画「ありがとう、トニ・エルドマン」の主演女優さん。
とても、個性的で魅力的です。

何かを失ったような空気感は、今の日本に似てるように思います。
でも、真面目に生きて行けば何か良い事があるかな?と。
とても好きな作品です。


by espana-miro | 2019-10-09 15:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)

12か月の未来図


良い先生に出会って、人生に希望を見出す。
よくある映画のストーリーですが、
この作品では、先生の方も生徒から学び、人生観が変化します。
そのあたりの表現が上手で、大人味に楽しめますよ。
子供達の日常の様子が自然で、ドキュメンタリー的です。
是枝裕和監督の影響も感じられます。

私も「郊外の落ちこぼれ」だったので、子供達の気持ちがよく分かります。
専門学校に、二回行ってるので、先生との出会いは多かったのですが、
人生、実際には映画みたいには、いかないよねー
ところが、
なんとか最後の最後の、12か月で「好きな事」を学ぶのは楽しい事だと気づき、
そして良い先生にも出会いました。
2度目の専門学校(正確には3校目になるのか)に行けたのは、ラッキーだったと思っています。

by espana-miro | 2019-10-07 15:01 | 映画 | Trackback | Comments(0)

グリーン・ブック

米国アカデミー作品賞受賞。
うん、さすが!とても面白い作品です。
物語の展開が早くて、途中、飽きる事もなく、楽しく興味深く観てたら、
最後に、感動シーン。
ああ、人種差別する人間なんて最低!こうでなくっちゃね。
観終わった後に「いい人」になった気分です。   

が。

観ながら、ずっと、モヤモヤしてたんです。
なんか、観たことがあるストーリーだなー
「ドライビング・ミスデージー」?いや、
「夜の大捜査線」だ!

私は、若いのでリアルタイムで、「夜の大捜査線」(1967年)を観た訳ではないのですが、
黒人俳優・シドニー・ポアチエがかっこよくて、品があって賢くて。
片や、相棒になる白人俳優が、下世話で、やなやつで。
差別のエピソードを散りばめたストーリー展開です。
そんなこんなで、結局は「差別はダメ」
観終わってから、自分は「いい人になった気分」

ああ、1967年から、ずっと同じような映画が製作されているんだね。
観終わって、スカッと爽やかになれる映画を。

モヤモヤしてる私。毎月買ってる男性ファッション誌「ウオモ」を開くと。
d0177560_20242724.jpeg
出演俳優の「マーシャラ・アリ」さんが、
イタリアブランド「ZEGNA」のイメージキャラクターに。
世界のハイブランドの中でも、ワンランクお高い、
Ermenegildo Zegna

米アカデミーで、2度も助演男優賞を受賞。
ここまで上り詰めたのも当然です。

英国のブランド「ダンヒル」のイメージキャラクターに、
英国出身の「ジュード・ロウ」が起用された事を思い出した。

ブランドイメージを向上させるために、
人気俳優を起用する。当然です。
双方にメリットがありますし。
英国の「ダンヒル」も、英国俳優「ジュード・ロウ」もかっこいいなあ!

私。新居浜イオンの「ミニウス」で、ダンヒルの財布買いました。
四割引でした。

小学生の時、南アフリカ共和国の、アパルトヘイト政策について、
先生から説明があり。
有色人種は、差別されますけど、
黄色人種の中では、日本人は特別扱いされ
「名誉白人」と認定されています。

とんでもない!日本人は黄色いよ!?どこが名誉白人なんだ!

決して、そんな口調ではなく
だから「誇らしい」と、笑顔で話されていました。
50年前の、今治市立富田小学校です。
どこかで、乳牛がモウモウと泣いていた時代です。

ゼニアのスーツは、一生買えないので関係ないけど、
ゼニアのブランドイメージは、どのように向上するのだろう。

この作品・映画「グリーンブック」では、
アメリカの南部を、黒人ピアニストが演奏旅行をする。

観客は、金持ちの白人たち。
天才黒人ピアニストの演奏を「受け入れる」
理解のある「心が広い」金持ち白人たち。

でも、彼とは食事を同席しないし、彼のトイレは、外の納屋。

「いい人になった気分」

同じ物語を何度も繰り返す。


by espana-miro | 2019-10-06 21:19 | 映画 | Trackback | Comments(0)

彼が愛したケーキ職人

予告編を観ずに借りたので、もっと軽い映画かと思ってましたが、
心に染みる良い作品でした。

アルゼンチン映画「家へ帰ろう」では、ドイツを通らないで
ポーランドに行こうとする、ユダヤ人を描いていたので、
普通に両国を行き来する人達も居るんだ!と驚きました。

イスラエルの普通の人々の生活が描かれていて、興味深かったです。
はっきりとした規則は分かりませんが、
ドイツ人(外国人かな?)がオーブンを使うことは禁止されてるようです。
かと言って、ドイツ人を差別したりする事もなく、
普通に人間同士として接しているのですね。

登場するドイツ菓子の美味しそうな事!素晴らしいです。
そこがちゃんと表現されているので、物語にリアリティーがあるのでしょうか。
奥さんが皿に残ったケーキを、こっそり舐めるところ。ニンマリしました。
その女優さんが、シャルロット・ゲンズブールに似ていて、
魅力的で、物語に引き込まれたのでした。




by espana-miro | 2019-10-03 15:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)

マイ・ブックショップ

あれ?なぜにゴヤ賞を受賞?
ゴヤ賞は、スペインのアカデミー賞みたいな感じです。

監督・スタッフがスペイン人なのですね。
なのでスペイン映画とクレジットされています。

イギリスの名優、ビル・ナイが素晴らしいです。
立ち姿・表情が。ああさすが!
パトリシア・クラークソン。
悪役を見事に演じていて、魅了されます。

風・木々・川・海・水。自然を美しく映し出します。
室内の壁紙の色・小物・衣装、全て上質です。
裕福でない子供の衣装も丁寧に作られています。
やはり、センスですか。抜群です。

才能溢れるスペインの映画人たちが、
敬意を持って、素晴らしいイギリス映画を作ろうと。
そんな風に、ノリノリで作ったんだろうなー、きっと。

流れる音楽が、大好きな、Ala.ni。もう!

静かで、地味な作品ですが、噛みごたえがあります。
何度も繰り返し観ましたけど(年寄りやけん寝てしまう)
しみじみと、良い作品だと思いました。




by espana-miro | 2019-09-06 17:19 | 映画 | Trackback | Comments(2)

リヴァプール、最後の恋


アネット・ベニングが出る映画は、だいたい面白い。
今回も、緻密で繊細な演技を披露してくれました。
少し甘えたような話し方で、あれ?っと思いましたが、
ラストに映し出された本人の映像を見て、納得。
本人に寄せた演技だったのですね。ふーん、こういう事も出来るんだねー

主題歌が、エルビス・コステロの書き下ろしで、
「ノッティングヒルの恋人」に、寄せてる感ありありですが、
私は、まんまと策にハマってしまいました。これが良いんです。

優しさに溢れた、しっとりとした作品です。

by espana-miro | 2019-09-06 16:04 | 映画 | Trackback | Comments(0)

天才作家の妻

大人味な、深みのある作品です。
「人の心はわからない」微妙なところを、実に上手に描いています。
演技陣が、実力者揃いなので、「作り話感」が抑えられて、
物語に引き込まれました。
夫婦愛って、奇妙で歪で。。謎なのですね。

by espana-miro | 2019-08-31 16:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ビール・ストリートの恋人たち

あぁ!素晴らしいです。美しいんです。
この予告編の最初のシーン。
家族愛が描かれていますね。そして、全編に「愛」が満ちています。

本編の冒頭のシーン。
紅葉が始まってるのかな?公園を歩く二人。
カメラは高いビルの上から二人を捕らえます。
向こうから歩いてきて、カメラの前を通り過ぎ、
その後カメラは、二人を背後から追う。

二人のアップになる。男のジージャンは安めの藍色。シャツが黄色。
女はジャケットが黄色、インナーがブルー。
二人がキスをする。背景がオレンジ色の列車(かな?)
コンクリートの建物は、グレーに若干のブルー。
そして、ここでキスをする。
もう!魅了されました。
愛し合う二人のピュアな感情を、映像・色彩・音楽で表現したシーンです。
必見です。映画史上、語り続けられるべき名シーン。

ラストシーン。え?これであっさり終わるんだ!アメリカ映画なのに。。。
そう。この監督は、アメリカ映画をお手本にしていない。
スパイク・リー監督が、ハリウッドに反旗を振りかざすのとは、いささか違う。
逆に、別の世界を創造する。
お手本は、ビスコンティー・ベルトリュッチ・ケンローチ・アキカウリスマキ。。。
或いは、小津安二郎。

あ!そうだ。ペドロ・アルモドバルの色彩感覚に近い。
愛を描く感情の濃さも近いです。
ただ一つ、違ったのは、バリー・ジェンキンス監督は、とても「真面目」です。
次回作が待ち遠しいです。


by espana-miro | 2019-08-28 22:51 | 映画 | Trackback | Comments(0)

タクシー運転手

光州事件って、聞いたことがあるな?程度で、
なーんにもしらなかったです。

でも。すごい酷い事件が韓国であったのですね!

それも、1980年に。まだ最近の出来事ですよね。
1982年に、大韓航空で初めてのヨーロッパへ。
チューリッヒに着いて、団体のバスでリヨン(フランス)まで。
留学・研修を終えた、
一年後の帰りも大韓航空でした。

行きの機内で、ソニー製のウォークマンを友人が聞いてたら、
「それ聞かせて」と、スチュワーデスさん。(当時の呼び名です)
いい音ね!すごい!とかって、楽しい会話をしてる時に。。。。

年配の韓国人男性が、渋い顔で、その客室乗務員さんに、
「あなた!若い男の子たちと個人的に楽しんでるでしょう!如何なものか!」
韓国語ですので、想像するしかないのですが、そんな剣幕でした。
対する、スチュワーデスさんも反論します。
「私は、仕事として、お客様サービスの一環として行動しています」

「ほんとに?」眉間に皺を寄せる、韓国人おやじ。
「本当です、これは私の仕事です」もう、居ても立ってもいられない、
悲痛な表情の、韓国人スチュワーデスさん。

一年後の帰りの便。
アンカレッジで給油して(当時は途中で給油せんと帰れんのよね)
数ヶ月前に、アメリカから韓国への大韓航空が、民間航空ですよ。
ソ連(今のロシアのことです、念のため)に撃ち落とされた!
その航路なんです。
なんか怖いよねとか言いながら、
アンカレッジの免税品店で、フェンディーのクラッチバックを買った。

政治家とか大統領とか。なんだか別世界のできごとと思ってたけど。
その人たち(指導者)の技量によって、人々の暮らしの質が決まる。
日本はもちろん、世界中の国でそんなバトルが繰り返されているのですね。

隣の国で、みんな日本人と顔が似ていて。
博多に行った時に、若い韓国の人たちが、週末のショッピング。

こんな感じが、いいな。

あの時の、大韓航空のスチュワーデスさん。
私よりも年上でした。
世界中を飛び回った、あの人は今どんな感想をお持ちなのでしょう。


by espana-miro | 2019-08-22 23:00 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ビューティフル・ボーイ

ゴーヤ茶を飲んでるんです、ここんとこ。
苦いですけど、体に蓄積した熱がスーッと引いていくような。
口に残る苦味が、爽やかさに変わります。

この映画も、かなり苦いです。しかも重い。
実話なので、ストーリーに無理がないのは当然か。
父子で軽くマリファナを吸うシーンがあって。
その時は軽く考えてたのですね、お父さんも息子も。
後悔しますよね、父親とすれば。リアリティーがあります。

「鈴木家の嘘」も実話をベースにしてるので、
そうなんだ〜と思える台詞がありました。
「人を救うのは愛だ」という人に対して、
「人は救えませんよ」

自分で立ち直るしかない。そう分かってはいても、でもやはり救いたい。。。
登場人物の感情の輪郭が見事に描かれた作品です。
上質さ故に、
苦味の後に、ほんの少しの爽やかさを感じます。

by espana-miro | 2019-08-20 02:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)