人気ブログランキング |

たまにはレシピも公開中

espanamiro.exblog.jp

カテゴリ:映画( 443 )

タクシー運転手

光州事件って、聞いたことがあるな?程度で、
なーんにもしらなかったです。

でも。すごい酷い事件が韓国であったのですね!

それも、1980年に。まだ最近の出来事ですよね。
1982年に、大韓航空で初めてのヨーロッパへ。
チューリッヒに着いて、団体のバスでリヨン(フランス)まで。
留学・研修を終えた、
一年後の帰りも大韓航空でした。

行きの機内で、ソニー製のウォークマンを友人が聞いてたら、
「それ聞かせて」と、スチュワーデスさん。(当時の呼び名です)
いい音ね!すごい!とかって、楽しい会話をしてる時に。。。。

年配の韓国人男性が、渋い顔で、その客室乗務員さんに、
「あなた!若い男の子たちと個人的に楽しんでるでしょう!如何なものか!」
韓国語ですので、想像するしかないのですが、そんな剣幕でした。
対する、スチュワーデスさんも反論します。
「私は、仕事として、お客様サービスの一環として行動しています」

「ほんとに?」眉間に皺を寄せる、韓国人おやじ。
「本当です、これは私の仕事です」もう、居ても立ってもいられない、
悲痛な表情の、韓国人スチュワーデスさん。

一年後の帰りの便。
アンカレッジで給油して(当時は途中で給油せんと帰れんのよね)
数ヶ月前に、アメリカから韓国への大韓航空が、民間航空ですよ。
ソ連(今のロシアのことです、念のため)に撃ち落とされた!
その航路なんです。
なんか怖いよねとか言いながら、
アンカレッジの免税品店で、フェンディーのクラッチバックを買った。

政治家とか大統領とか。なんだか別世界のできごとと思ってたけど。
その人たち(指導者)の技量によって、人々の暮らしの質が決まる。
日本はもちろん、世界中の国でそんなバトルが繰り返されているのですね。

隣の国で、みんな日本人と顔が似ていて。
博多に行った時に、若い韓国の人たちが、週末のショッピング。

こんな感じが、いいな。

あの時の、大韓航空のスチュワーデスさん。
私よりも年上でした。
世界中を飛び回った、あの人は今どんな感想をお持ちなのでしょう。


by espana-miro | 2019-08-22 23:00 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ビューティフル・ボーイ

ゴーヤ茶を飲んでるんです、ここんとこ。
苦いですけど、体に蓄積した熱がスーッと引いていくような。
口に残る苦味が、爽やかさに変わります。

この映画も、かなり苦いです。しかも重い。
実話なので、ストーリーに無理がないのは当然か。
父子で軽くマリファナを吸うシーンがあって。
その時は軽く考えてたのですね、お父さんも息子も。
後悔しますよね、父親とすれば。リアリティーがあります。

「鈴木家の嘘」も実話をベースにしてるので、
そうなんだ〜と思える台詞がありました。
「人を救うのは愛だ」という人に対して、
「人は救えませんよ」

自分で立ち直るしかない。そう分かってはいても、でもやはり救いたい。。。
登場人物の感情の輪郭が見事に描かれた作品です。
上質さ故に、
苦味の後に、ほんの少しの爽やかさを感じます。

by espana-miro | 2019-08-20 02:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)

鈴木家の嘘

予告編では、あえて軽いタッチに編集していますが、
テーマはとても深刻です。暗くて辛い物語です。
引きこもり・いじめ・自殺。

丁寧にリサーチして、出来上がった脚本なのだと思います。
完璧な出来です。

加瀬亮は出演シーンが少ないのに、彼にしか出来ない演技を見せます。
他の出演者たちも素晴らしいです。今の時代の名優たちです。

特に「原日出子さん」には、びっくり。
「こんなに濃い芝居ができる」人だと思っていませんでした。
最高の演技です。素晴らしいです。

全てが的確に廻っている、映画のお手本的な作品です。
俳優の力を出し切る演出力。
この監督さんの、追っかけをしたいと思っています。

by espana-miro | 2019-08-10 22:22 | 映画 | Trackback | Comments(0)

家へ帰ろう

コミカルな描写で物語が進んでいきます。
出演者達が魅力的で、軽やかです。

一転、物語の核心に入っていくと、
重厚な語り口に変わり、スピードを上げていきます。

見事なラストシーンを作り上げるために、
完璧に仕立てられたストーリー展開。
みんなに是非観てもらいたい、素晴らしい映画です。


by espana-miro | 2019-07-16 12:51 | 映画 | Trackback | Comments(0)

新聞記者

人間の感情が表現された密度の濃い、素晴らしい傑作映画です。
出演者たちの熱い吐息が観客に伝わり、その温度まで感じてしまうほどです。

2016年に香港映画「十年」が、香港のアカデミー賞に匹敵するような、
最優秀賞を受賞。毎年中国でも中継してるのに、その年は完全に無視。
10年後の香港を描く劇中では、地元産の卵の「地元」が検閲に引っかかったり、
「郷土愛」もダメ。(日本版も製作されてますが、怖くて観られないです)
映画が先にあって、現実が10年後よりも早くやってきたのですね。
あの熱いデモ行進は、映画が現実になる恐怖心から起こっているのでしょう。

この日本映画もメディアからは完全に無視されています。
日本アカデミー賞も当然「そんな映画知らない扱い」するでしょうね。

最近、観たい映画が今治で上映されなくて残念なのですが、
なんとこの映画、愛媛では今治のイオンシネマだけで上映されています。
配給が、イオンエンターテイメントだからです。
今治にイオンが出来て、本当に良かった。

今治の山を切り崩して出来たショッピングセンターで観て、
映画の臨場感が、半端なく凄かったです。




by espana-miro | 2019-07-08 14:42 | 映画 | Trackback | Comments(2)

愛を綴る女

ずいぶん前に、wowowで録画してたのを、昨日観ました。

「重い」かな?と思って後伸ばしにしてたのですが。
素晴らしい作品でした。

もう、世界のトップ女優さん。
彼女の演技で前半は進みます。

後半の展開が、スピードを上げ、たたみかけるように。
でも自然な流れで。
フランス映画の、気品・奥行きを感じられる見事な作品です。

by espana-miro | 2019-06-30 21:58 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ポップ・アイ


なぬ?像と旅するロードムービー、てか?
タイでは普通な事なのかな?と思いながら、観始めましたけど、
みんな、驚くんですね、やっぱし。
「これ、あなたの像なの?」って。
だから、
決して、ありえない話では無いようです。

老人の扉を開けた主人公。もうこれだけで感情移入です。
バッド・ジーニアス」にも出演してた俳優さんが主演ですので、
お馴染み感も有りで。ゆったりと、鑑賞できました。

寛容な心。往年のハリウッド映画にも、温かな「ロードムービー」がありました。
現在は、アメリカ製で、こんな映画を作るのは難しいですか?
今こそ「アジア文化圏」の「優しさ」を世界に発信する時なのかも。

by espana-miro | 2019-06-08 21:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)

生きてるだけで、愛

日本映画も結構観てるんですけどねー
なかなか、良いのが無いですねー

この映画も期待しないで、借りてきたんですけど、
これ傑作!です。

役者陣が最高です。菅田将暉はもちろん上手いです。
主演女優さんも役にぴったりで、繊細で壊れ易くて。切ない表現がグッときます。
仲里依紗の危ない演技!素晴らしいです。
「私よりも、症状ひどく無いですか」って言われて、笑ってしまった。

田中哲司は名優なので、いつも素晴らしいけど、
今回特に「優しさ」の奥にある何かを表情・雰囲気だけで醸し出させて。

劇映画・初監督作だそうです。
デビューして、いきなり名監督。
秀逸な脚本に、確かな演技。ハッとする美しさを見せる映像。
音楽もピッタリと寄り添っています。

「バカ女に長々と付き合わされる最低の映画」との感想を持つ人もいるようです。
よくわかります。とても健全に育った人なら、そんな受け止め方になるでしょう。
とても幸せな人なのだと思います。

ヒットもしてないし、評論家受けもイマイチで。
そんな映画ですが、
私たち夫婦にとっては、名作です。
やっぱ二人とも、心に闇を抱えてるっツー事なのですね。

by espana-miro | 2019-06-03 15:27 | 映画 | Trackback | Comments(0)

運び屋


「人生で一番大切なもの」とは何か?

全編にこのテーマが貫かれて、淡々と物語が進みます。
アメリカに限らず、現代人が抱える心の闇も、
こんな主人公なら乗り越えて行ける。そんな気持ちにさせられました。

イオンシネマで上映、今日が最終日。映画館で見る事ができて良かったです。
レンタルになったらまた観たい。いやDVDを購入して何度も繰り返し観たい。
傑作中の傑作!です。

by espana-miro | 2019-05-23 16:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ディアマンティーノ


クリスティアーノ・ロナウドを、イメージをしながら眠りについたら、
こんな夢を見てしまいました的な?映画です。

スーパースターで大金持ち。兄弟(姉)思いで、男の子を育てている。
大統領よりも有名な、ポルトガル人。
健康器具シックスパットのCMの影響からか、いつも下着姿で。。

冒頭から「?」な映像が続きますが、あくまでもSFファンタジーですけん。
しかしこのイメージの膨らませ方!素晴らしいです。
久々に、満足できるエンターテイメント作品。

ですけど「どこが面白いんやー!」と思う人の方が多いかも。。。

私のような、変態的感性の強い人へ、おすすめです。

by espana-miro | 2019-05-09 18:02 | 映画 | Trackback | Comments(2)