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カテゴリ:映画( 455 )

若い女

冒頭のシーンが、まあ凄いんで。。もう、この映画 放棄?
こんな「バカ女の映画」に付き合う?てか?

少し我慢して観てください。
だんだんと、この「嫌な女」に対する感情が変わってきます。
まず、「可愛そう」から。
そして、その後「応援したい」に。

「新しい映画」に出会った気分です。
表現の切り口が、新鮮です。瑞々しいです。

物語が急展開する、畳み掛けるような、ラストシーン。
ここまでも是非に観てください。
「おしゃれなフランス映画」にまで昇華してしまいます。

「嫌なバカ女」の顔が、魅力的に。
その昔、「キャリー」でデビューした「シシー・スペイセス」以来の、
「窯変」した女優さんを目撃できますよ。

by espana-miro | 2019-12-06 18:52 | 映画 | Comments(0)

誰もがそれを知っている


イラン人監督「アスガル・ファルハーディー」の作品。
2012年の「別離」は、大好きです。
イラン映画界に、素晴らしい監督がいます。

ペネロペ・クルス ハビエル・バルデムが活き活きと演技しています。
スペインが舞台だと、二人とも輝きますね。
アルゼンチンの実力派俳優さんも参加して、豪華な配役です。

登場人物、一人一人が粒立っていて、見応えがあります。
サスペンス・ミステリーの王道を行く端正な作品です。

by espana-miro | 2019-12-05 16:28 | 映画 | Comments(0)

町田くんの世界

ああ、観てよかった!

もう高校生役には無理がある、売れっ子俳優たちが、
楽しげに生き生きと脇役を演じています。
なので、主役の二人のピュアな感情が、一際輝いて見えるのですね。

東日本大震災以降、人の繋がりの大切さに気づき、
みんなが優しくなった。。そんな時期がありましたね。
それはほんの短い間でした。
今は、以前よりも、更に状況が悪くなったように思います。

大震災以降の、日本のクリエーターの、志のある素晴らしい作品です。
石井裕也監督の前作「夜空はいつでも最高密度の青空だ」は、
シリアスで鋭い傑作でしたが、
今回は、テーマは近くても、初期の作品を思い出させる、飄々とした温かさで
嬉しくなる作品です。
懐の深い、日本を代表する名監督です。

by espana-miro | 2019-11-11 15:03 | 映画 | Comments(0)

たちあがる女


これ面白いです!劇中の音楽がライブなので、最初は『?』でしたが。
全体に緩くて飄々とした表現で、テーマが大真面目なのに、
リラックスして楽しめます。

スリリングな逃走劇もあり、
娯楽性とアート性、メッセージ性が見事なバランスで融合した、
素晴らしい作品です。



by espana-miro | 2019-11-08 15:17 | 映画 | Comments(0)

希望の灯り

毎度、暗い映画ですみません。
色が抜けたような画像ですが、そこが狙いなのでしょうね。
予告編では、統一後の旧東ドイツと明かされてますが、
予備知識なしで観たので、ドイツだけど、いつの話?
物語の中盤ぐらいでやっと分かった時は、闇が晴れたようで快感でした。

登場人物が魅力的なので、退屈しませんよ。
特に、大好きな映画「ありがとう、トニ・エルドマン」の主演女優さん。
とても、個性的で魅力的です。

何かを失ったような空気感は、今の日本に似てるように思います。
でも、真面目に生きて行けば何か良い事があるかな?と。
とても好きな作品です。


by espana-miro | 2019-10-09 15:14 | 映画 | Comments(0)

12か月の未来図


良い先生に出会って、人生に希望を見出す。
よくある映画のストーリーですが、
この作品では、先生の方も生徒から学び、人生観が変化します。
そのあたりの表現が上手で、大人味に楽しめますよ。
子供達の日常の様子が自然で、ドキュメンタリー的です。
是枝裕和監督の影響も感じられます。

私も「郊外の落ちこぼれ」だったので、子供達の気持ちがよく分かります。
専門学校に、二回行ってるので、先生との出会いは多かったのですが、
人生、実際には映画みたいには、いかないよねー
ところが、
なんとか最後の最後の、12か月で「好きな事」を学ぶのは楽しい事だと気づき、
そして良い先生にも出会いました。
2度目の専門学校(正確には3校目になるのか)に行けたのは、ラッキーだったと思っています。

by espana-miro | 2019-10-07 15:01 | 映画 | Comments(0)

グリーン・ブック

米国アカデミー作品賞受賞。
うん、さすが!とても面白い作品です。
物語の展開が早くて、途中、飽きる事もなく、楽しく興味深く観てたら、
最後に、感動シーン。
ああ、人種差別する人間なんて最低!こうでなくっちゃね。
観終わった後に「いい人」になった気分です。   

が。

観ながら、ずっと、モヤモヤしてたんです。
なんか、観たことがあるストーリーだなー
「ドライビング・ミスデージー」?いや、
「夜の大捜査線」だ!

私は、若いのでリアルタイムで、「夜の大捜査線」(1967年)を観た訳ではないのですが、
黒人俳優・シドニー・ポアチエがかっこよくて、品があって賢くて。
片や、相棒になる白人俳優が、下世話で、やなやつで。
差別のエピソードを散りばめたストーリー展開です。
そんなこんなで、結局は「差別はダメ」
観終わってから、自分は「いい人になった気分」

ああ、1967年から、ずっと同じような映画が製作されているんだね。
観終わって、スカッと爽やかになれる映画を。

モヤモヤしてる私。毎月買ってる男性ファッション誌「ウオモ」を開くと。
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出演俳優の「マーシャラ・アリ」さんが、
イタリアブランド「ZEGNA」のイメージキャラクターに。
世界のハイブランドの中でも、ワンランクお高い、
Ermenegildo Zegna

米アカデミーで、2度も助演男優賞を受賞。
ここまで上り詰めたのも当然です。

英国のブランド「ダンヒル」のイメージキャラクターに、
英国出身の「ジュード・ロウ」が起用された事を思い出した。

ブランドイメージを向上させるために、
人気俳優を起用する。当然です。
双方にメリットがありますし。
英国の「ダンヒル」も、英国俳優「ジュード・ロウ」もかっこいいなあ!

私。新居浜イオンの「ミニウス」で、ダンヒルの財布買いました。
四割引でした。

小学生の時、南アフリカ共和国の、アパルトヘイト政策について、
先生から説明があり。
有色人種は、差別されますけど、
黄色人種の中では、日本人は特別扱いされ
「名誉白人」と認定されています。

とんでもない!日本人は黄色いよ!?どこが名誉白人なんだ!

決して、そんな口調ではなく
だから「誇らしい」と、笑顔で話されていました。
50年前の、今治市立富田小学校です。
どこかで、乳牛がモウモウと泣いていた時代です。

ゼニアのスーツは、一生買えないので関係ないけど、
ゼニアのブランドイメージは、どのように向上するのだろう。

この作品・映画「グリーンブック」では、
アメリカの南部を、黒人ピアニストが演奏旅行をする。

観客は、金持ちの白人たち。
天才黒人ピアニストの演奏を「受け入れる」
理解のある「心が広い」金持ち白人たち。

でも、彼とは食事を同席しないし、彼のトイレは、外の納屋。

「いい人になった気分」

同じ物語を何度も繰り返す。


by espana-miro | 2019-10-06 21:19 | 映画 | Comments(0)

彼が愛したケーキ職人

予告編を観ずに借りたので、もっと軽い映画かと思ってましたが、
心に染みる良い作品でした。

アルゼンチン映画「家へ帰ろう」では、ドイツを通らないで
ポーランドに行こうとする、ユダヤ人を描いていたので、
普通に両国を行き来する人達も居るんだ!と驚きました。

イスラエルの普通の人々の生活が描かれていて、興味深かったです。
はっきりとした規則は分かりませんが、
ドイツ人(外国人かな?)がオーブンを使うことは禁止されてるようです。
かと言って、ドイツ人を差別したりする事もなく、
普通に人間同士として接しているのですね。

登場するドイツ菓子の美味しそうな事!素晴らしいです。
そこがちゃんと表現されているので、物語にリアリティーがあるのでしょうか。
奥さんが皿に残ったケーキを、こっそり舐めるところ。ニンマリしました。
その女優さんが、シャルロット・ゲンズブールに似ていて、
魅力的で、物語に引き込まれたのでした。




by espana-miro | 2019-10-03 15:03 | 映画 | Comments(0)

マイ・ブックショップ

あれ?なぜにゴヤ賞を受賞?
ゴヤ賞は、スペインのアカデミー賞みたいな感じです。

監督・スタッフがスペイン人なのですね。
なのでスペイン映画とクレジットされています。

イギリスの名優、ビル・ナイが素晴らしいです。
立ち姿・表情が。ああさすが!
パトリシア・クラークソン。
悪役を見事に演じていて、魅了されます。

風・木々・川・海・水。自然を美しく映し出します。
室内の壁紙の色・小物・衣装、全て上質です。
裕福でない子供の衣装も丁寧に作られています。
やはり、センスですか。抜群です。

才能溢れるスペインの映画人たちが、
敬意を持って、素晴らしいイギリス映画を作ろうと。
そんな風に、ノリノリで作ったんだろうなー、きっと。

流れる音楽が、大好きな、Ala.ni。もう!

静かで、地味な作品ですが、噛みごたえがあります。
何度も繰り返し観ましたけど(年寄りやけん寝てしまう)
しみじみと、良い作品だと思いました。




by espana-miro | 2019-09-06 17:19 | 映画 | Comments(2)

リヴァプール、最後の恋


アネット・ベニングが出る映画は、だいたい面白い。
今回も、緻密で繊細な演技を披露してくれました。
少し甘えたような話し方で、あれ?っと思いましたが、
ラストに映し出された本人の映像を見て、納得。
本人に寄せた演技だったのですね。ふーん、こういう事も出来るんだねー

主題歌が、エルビス・コステロの書き下ろしで、
「ノッティングヒルの恋人」に、寄せてる感ありありですが、
私は、まんまと策にハマってしまいました。これが良いんです。

優しさに溢れた、しっとりとした作品です。

by espana-miro | 2019-09-06 16:04 | 映画 | Comments(0)