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カテゴリ:映画( 470 )

ジュディ 虹の彼方に

凄いんです!レネー・ゼルウィガー。
まさに圧巻の演技です。
ラストシーンでは、ホント涙が出ましたよ。
「手で顔を触らない」という事なので、ほったらかし。

とてもオーソドックスな映画作りで、先の展開も予想でき、
実話なのに「作った感」があるのです。
だけども、彼女の演技が全ての弱点を消し去ります。
特に、歌の力。
ジュディー・ガーランドに寄せた歌い方をしていて、
尚且つ、歌唱に魂を乗せる。

演技を廃した彼女(レネー・ゼルウィガー)の、
ジャズアルバムが制作されたら、買うね。

往年のハリウッドの人権無視なビジネスの世界が、
「悪」として描かれています。いささか一本調子で、深みの無い表現なのですが、
今の#MeToo運動にイメージが繋がります。

アカデミー賞で、主演男優・主演女優(彼女)は容易く投票出来たのでしょう。
他には無い選択でした。
作品賞は?悩むところです。往年のハリウッドの裏の部分が露呈した現在、
選考者の感じるところに変化が。
これが、史上初の、外国語作品の受賞に繋がったのかも。

さらに、それが日本のアカデミー選考委員への刺激にもなり、
まさかの「新聞記者」の受賞。

投票で、世界が変わる。これがさらに影響を及ぼし。。。
と。レネー・ゼルウィガーの演技力から、妄想を膨らませているところなのです。



by espana-miro | 2020-03-25 15:42 | 映画 | Comments(0)

最初の晩餐

家族を描いた映画ですが、中盤から意外な展開に。
そこから、一気に深みを増して行きます。

芸能ニュースで、不倫した俳優を面白く見てる自分。
とても子供染みてるなと思いました。

素晴らしい脚本(オリジナルです)に、名優達の的確な演技。
監督がこの映画を撮った意味がわかる、ラストも素晴らしいです。
デビュー作で、名監督に仲間入り。
もっと、みんなに観ていただきたい作品です。

by espana-miro | 2020-03-24 15:51 | 映画 | Comments(0)

ラスト・ムービースター

「ビデオ100」で借りてきて、バート・レイノルズの遺作らしいよ、と家内(香里)に言う。

バート・レイノルズって、だれ?

歳の差夫婦の「あるある」が一つ増えました。

タランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に
出演が決まっていたのに、体調不良で降板。
なので、この作品が遺作になったのですね。
私は、タランティーノ作品よりも、こちらの方が好きです。

デニーロや、アル・パチーノと何が違ったのか?
「作品選びを間違った」劇中のセリフです。
まるで本人。
パロディーというより、ドキュメンタリー?

最後にグッと来るシーンも用意されていて、楽しめますよ。
おすすめ作品です。


by espana-miro | 2020-03-11 16:55 | 映画 | Comments(0)

ワイルドライフ

暗そうな映画だと思っていたので、今になって観てみました。
すんまへん。謝ります。
素晴らしい作品です。

主演の少年が魅力的です。
ピュアな心根が、体全体から滲み出ています。
大人俳優たちも的確な演技で、
感情の輪郭がはっきりと際立っています。
素晴らしいラストシーンも必見。
監督の次回作が、とても楽しみです。



by espana-miro | 2020-03-03 16:34 | 映画 | Comments(0)

北の果ての小さな村で

子供の頃に、世界地図を見ていて、ヨーロッパの上の方にある、
グリーンランド。
そこに「デンマーク領」と書かれていて。。。??
例えば、北海道と書いて、「日本領」って書くか?
そんな疑問を持っていたけど、そのまんまで、今に至る。。
そして、
気がついてみると、私、老人になっていました101.png

島に着いての最初のシーン。登場人物たちが、
東洋人顔の、イヌイットで、びっくり!
本当に、なーんも知らんかったんですね。私。

特に大事件が起こる訳ではありませんが、人々の生活の描写が興味深くて、
退屈せずに観られます。

過剰な味付けをせずに、素材感を生かした素直な料理。
優しさが全体を包む、ほっこりとした味わいです。

出演者は、俳優ではなく、本人が自分自身を演じています。
ドキュメンタリーの手法で撮影された作品ですが、
あくまでも「劇映画」なのです。
先生を演じた人は今も村で生活しているそうで。
この辺りの演出も、強く余韻を残す要因かもしれません。

by espana-miro | 2020-03-03 16:07 | 映画 | Comments(0)

世界の涯の鼓動

主演の二人が魅力的なので、物語に引き込まれました。
名監督の手腕が発揮された、見応えのある作品です。

まずは、濃厚な恋愛映画として楽しんで、
後から、じんわりと深い部分「涯」の意味を考えてみる。
私の脳味噌だと、しばらく時間がかかりそう。。
「余韻を楽しむ」って表現すれば、馬鹿がバレないか。。



by espana-miro | 2020-02-20 15:11 | 映画 | Comments(0)

パラサイト

評判通り!面白くて、深い映画です。
スクリーンが縦に伸びてるように錯覚するのは、
初めての経験。
人間の上下関係が、韓国特有のものではなく、
世界的に理解出来る「今」を描いているのですね。

新居浜の、東宝シネマで上映中です。

by espana-miro | 2020-02-06 15:28 | 映画 | Comments(0)

ロマンスドール

蒼井優主演の「百万円と苦虫女」以来、タナダユキ監督に注目しています。
久々の再タッグです。エミフル松前まで観に行きました。

登場人物への愛が感じられます。
きたろうさんを筆頭に脇役陣が見事なアンサンブル。
ピエール瀧さんのキャラクターも生きています。
まずは、公開されて良かった。

「大きな感動に包まれる」ような作品では無いけど、
しみじみと心に染みる、大切にしまっておきたい映画です。



by espana-miro | 2020-02-05 16:15 | 映画 | Comments(0)

魂のゆくえ

「タクシー・ドライバー」の脚本を書いた、ポール・シュレイダーの監督作。
凛として張り詰めた空気感が心地よいです。
構想50年だそうです。今撮らんかったらもう出来ん!

イーサン・ホークが実力を付けるのを待っていたのかも。
円熟味が出てきたけど、熟れすぎていない、青臭い噛みごたえも残ってる、
この役にぴったり。まさに今が旬。

「タクシー・ドライバー」の監督、マーティン・スコセッシも、
「沈黙」という、キリスト教をテーマにした作品を近年作り上げました。
ほぼ、無宗教の私には分かり難い部分もあるのですが、
アメリカ人の苦悩の奥底を描いた、
「どうしても作りたかった映画」なのでしょう。

昔の映画のスクリーンサイズで展開される、
「映っていない所を観客に想像させる」演出。
チャレンジ精神を忘れない、老齢な映画作家の渾身の一作です。
凄いな!



by espana-miro | 2020-01-27 14:36 | 映画 | Comments(0)

よこがお

傑作「淵に立つ」の二作目的な作品です。
素晴らしく面白いです。
どんどん物語に引き込まれていきました。
今の日本映画は、ほとんど小説(漫画も)が原作ですが、
この作品はオリジナル脚本です。
こんなハラハラ・ドキドキなストーリーを、よく思いつくなと、
感心します。

「淵に立つ」の時に、主演女優賞は絶対に、筒井真理子さん!と
思っていたのに。。過小評価されてますよね。
才能溢れる映画作家と、今が旬な演技派女優の素晴らしいタッグ。
「女優さんを観る」というのが、映画鑑賞の一番の醍醐味ですね。

by espana-miro | 2020-01-24 16:20 | 映画 | Comments(0)