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espanamiro.exblog.jp

2017年 09月 13日 ( 1 )

わたしは、ダニエル・ブレイク

大好きな監督です。一貫して、社会的弱者の側に立った映画作り。
ところが、前作の、ウイスキーを題材にした映画が、
私の脳みそでは難しくて。全く理解できない、さっぱり、わからん映画でした。

どしたんやろか?と思いよったら。(私の側の問題です。頭が悪いんよ)

今作が、素晴らしいんです!
もうかなり、お歳なので「遺言的」と言ってもいいですか?
無駄に長い、表現がないんです。
例えば「補助金の不正受給」問題。

「必要な人に支給されない」の反面、「ズルして支給されてる」問題。
これって、今の日本でもあり!と思うんです。
で、この映画の巨匠は、職員に語らせます。
「あなたのような正直な人が、ホームレスになるのを見てきた」

逆に捉えると、正直でない人は手当をもらえる。

本質の、弱者と権力者の問題を描きつつ。
「別の問題」までも描く。たったの「一言」で。

逆に言うと
「ほい!このセリフを入れといたから、バランス取れただろ、あとは好きに
 ブイブイかますぜ!」

もう!やってくれましたね!おじいちゃん監督!

キャンバスに、一気に絵の具を塗りたくる!
「これが私の表現!」そんな、でも静かな、情熱が溢れる、
素晴らしい作品です。監督!ぜひに次回作を!

by espana-miro | 2017-09-13 23:40 | 映画 | Comments(0)