2022年 06月 13日
ぶあいそうな手紙
2020年公開の作品です。
ブラジル人独特の感情「サウダージ」が漂う、素敵な映画ですよ。
微妙な感情の変化を、上手く表現する俳優さん達も達者です。
ブラジル人歌手/カエターノ・ヴェローソが、スペイン語で歌う曲が、主題歌に採用されています。
何度も聞いた歌ですけど、初めて歌詞を知りました。
ブラジル南部の町が舞台ですけど、
ウルグアイ出身の主人公と、アルゼンチン出身の友人の会話がスペイン語。
そして、
ブラジル人の家政婦さんがポルトガル語を喋り、
主人公はスペイン語で会話が成立しています。
昔,イタリア人とスペイン人が、それぞれ母国語で話し、
なんなく会話しているところを目撃しました。
スペイン語とポルトガル語ではそれは無理だと思いますが、
この映画の舞台となった町では、移住者が多いので、
両方をミックスした言葉も存在してるとか。
サウダージ感を、強く感じる由縁でしょうか。
by espana-miro
| 2022-06-13 13:24
| 映画
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