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日々是好日

茶道ってどういうものか、全く知らなかったのですが、
この映画で、少しわかった気がします。

水を汲んだ時の音と、お湯を汲む時の音が違うんですね!
それを映像・音で的確に表現されていて、
日本の「映画製作者集団」の伝統的な技術の高さに、
びっくり。
襟を正して見入ってしまいます。
「夏の雨の音」を表現する場面では感動してしまいました。

大森監督の作品は、まず「まほろ駅前多田便利軒」でハマりました。
さよなら海峡」「セトウツミ」で、ますます好きに。
どの作品も、季節の移ろいの中で人間を描く、
伝統的な日本映画の流れをくむ素晴らしい作品です。

他には「さよなら海峡」の中の、
バイオレンス部分を強調するような作品を何本か見ていますが、
監督の本領を発揮するのは、それらの作品では無いと思います。

監督自身が、原作の小説を最高な脚本に仕立て上げ、
俳優から滲み出る体温や呼吸までも取り入れて
的確な表現で、映像・音に記憶させる。

薄味で、旨味成分も強調しないけど、
素材の味を生かしきった、素晴らしい傑作映画です。



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by espana-miro | 2018-10-25 23:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)