2018年 03月 11日
パターソン
「詩」とは、こう言うものだったのですね。
自分が生きてきて感じた、内側から発せられる思いを
言葉で表現する。かな?
俳句を始めた人が言ってました。
物の見方が変わった、物事が新鮮に視える。と。
特に事件が起こる物語ではありません。
夜中に、うたた寝しながら観た時は、
え?これで終わり??
2回めにちゃんと観たら、ああ。ジム・ジャームッシュ!
劇中の「このマッチ箱のデザインが好き」に代表される、
一人一人が持ってるセンス・価値観を映画に。
この名監督の作品で一番好きなのが、
「リミッツ・オブ・コントロール」ですが、
誰も話題にしない作品です。今や、なかったこと的な?
描かれていたのは、感受性・センス、だと私は思っています。
この映画は、その続編。(私の勝手な解釈ですが)
ダサい、価値観の奴らを駆逐した前作に対し、
今作では、
普通の人々を題材に、「幸せ」の価値観・センスを映画にしました。
昨年、上京した折に新宿武蔵野館に観に行ったら、
チケット完売でした。
平日の午後4時の回でチケットが売り切れ?
東京の人たちって凄いわ!田舎人間は、しばし呆然でした。
やっとレンタルで鑑賞。手元に置いておきたい作品です。
WOWOWで放映されたら、録画しましょう。
by espana-miro
| 2018-03-11 19:54
| 映画
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