2016年 10月 12日
高知の、カンペシーノさん
高知市の、欧風食堂カンペシーノさんへ行きました。
地元の食材を使った、素晴らしいフランス料理です。サンマのリエット 冬瓜のカンパリマリネ・ルコラセルバティコと共に。 サンマの内臓の苦味と野菜の苦味が共鳴します。 生の釣り鯖高知では青身魚の刺身に「ぬた」と言う味噌ペーストを添えるのだそうです。 そのイメージで、ヨーグルトソースが添えられています。 スモークした鯖の骨で取った出し汁のゼリーが効いています。 加熱した林檎・セロリ・生姜。絶妙のバランスです。 川蟹と茄子を使った郷土料理からの発想で。ミキサーにかけて濾した川蟹の身を加熱したフワフワ状態。 殻は、ソースアメリケーヌの技法でスープに。 郷土料理とフランス料理の融合、感動の味です。 地元産のブラウンマッシュルームのソテー土佐ジローの卵のポーチドエッグ・チョリソ添え チョリソは、自家製ですと! ヒマワリのスプラウトは初めて頂きました。 シマアジがしっとりと焼き上げられています。 カリフラワーが、カリッと。 白ワインクリームソースにミョウガ(だったかな?) 高知料理の特徴にニンニクの使用量の多さがあるそうで、 ニラのオイルが、そのイメージで添えられています。 美しさと共に、味に奥行きを感じます。 高知で獲れた、野うさぎの赤ワイン煮(ロワイヤル)栗と銀杏が混ぜ込まれています。 人参を煮た物とペースト添え。 高知の豊かな山の幸が、伝統フランス料理のテクニックで 生かされています。 吉田牧場のチーズシェフは岡山出身なのだそうです。
ヴァン・ナチュール(自然派ワイン)が取り揃えられています。スパークリングワインと白ワインを頂きました。 リーズナブルで、美味しくて大満足です。 フランボワーズのチュイルが散らされてチョコレートのシャーベットが、トロトロ・まったり。
高知まで、ディナーを頂く為に訪れました。 子供さんを背負ってワインを注いでくれる奥様。 スパークリングワインの栓を抜くお母さんを手伝って ボトルを手で支える上のお兄ちゃん。
大満足の食事とワイン 楽しい食空間を満喫しました。 また伺いたい、大好きなレストランです。
by espana-miro
| 2016-10-12 15:41
| 食べある紀
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