2016年 06月 27日
フェイス・オブ・ラブ
なんだか「作った感」ありありのストーリーで、
DVDジャケットに記された宣伝文句も安っぽい。
観てみようかなと思いつつ。。そのままでした。が。
香里(家内)が借りてきました。
「今、アネット・ベニングが出る映画は全て素晴らしい」
私がそう言ってるからだそうです。
確かに「あの日の声を探して」でも、少ない出演シーンで作品を引き上げていました。
ああ。中年の恋愛映画ね。なんて思いながら見初めて。。。
だんだんと物語に引き込まれて行きます。
心の襞が丁寧に表現されているのです。人間の揺れ動く感情がひしひしと、
観客に伝わってきます。
脚本自体は、書き込まれた感じはありませんし、やはり安っぽいストーリーではあります。
演出も普通な感じで特に才能も感じませんが、
やっぱ演技なんです!素晴らしい演技陣です。
アネット・ベニングに引っ張られて、共演者たちも輝いています。
映画は監督のもの。それを踏み越えて
演技者が素晴らしい映画を作ってみせました。
by espana-miro
| 2016-06-27 17:31
| 映画
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