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母の身終い


かなり地味な映画です。淡々と物語が流れていく。
作り手にとっても、観客にとっても、贅沢な映画だとも思いました。
こんな映画が、今もフランスでは作られているのですね。

商売じゃなくて、純粋に良い映画を作りたい。

母と息子の関係で、日本映画「楢山節考」を思い出しました。
日本の場合は「若い者に迷惑をかけたくない」思いやり?
フランスの場合は「最後までプライドを捨てたくない」

見終わってから、徐々に効いてくる映画です。




今村昌平監督の1983年の作品です。
丁度リヨンに居た時で、カンヌでパルムドールを受賞した事も有り、
フランスで大々的に公開されてました。

フランス語の先生が
「100年も経っていない昔の日本が あんなに貧しかったとは信じられない」
そう言ったのを覚えています。

子汚い貧乏な日本じゃなくて、奇麗な着物を着た上流階級が物語の映画を公開してほしい。
細雪みたいな)そんな風に思いましたけど、
日本人のマインドをちゃんと表現した、立派な作品が世界中で公開されて、
良かったなと、今では思えますけどね。
by espana-miro | 2014-09-01 18:13 | 映画 | Comments(0)