2014年 06月 06日
恋するリベラーチェ
なんとも、安っぽい印象のDVDジャケットに写ってたのが、マイケル・ダグラスと、マット・デイモン。
へ?こんな映画があった?
スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作??「サイド・エフェクト」で
映画を撮るのを止めたんじゃないの?
これは、アメリカではテレビドラマとして放映された作品。
劇場映画から引退した監督は、今後はテレビで、映画を撮るのだそうです。
その意味で、テレビ映画の第一作目だとか。
この映画の企画を、映画制作会社に持ち込んだら、ことごこく拒否されたそうで、
テレビの方が、規制が無い。なので、今後はテレビで。って。。。?
意外ですよね。テレビよりも、映画の方が規制が多いってね。
このHBOっていうペイテレビの会社。「セックス&ザ・シティー」のとこですね。
うん、あれは意欲作!凄かった!
一緒に観てた小学生だった娘に、何度も手で目隠しをして、親子で楽しんでいました。
「役者魂」
マイケル・ダグラスが「なりきる役者」なのだと初めて知りました。
マット・デイモンが、田舎出身で、ぶよった体で。
その外見を「カリフォルニア式ダイエット」で、作り直します、って言ってるのが、
往年の青春スター、ロブ・ロウ。見事な整形顔です!
そして、マット・デイモンも痩せて整形顔になってこの後に登場します。
この三者三様の演技バトルに、クラクラしてしまいます。
米テレビ界の最高の名誉、エミー賞で、二人ともノミネート。
何故に彼ら完成された名優達がこの「ゲイ映画」に出演したのだろう。
もちろん、監督の才能に惚れ込んで、どんな役でも出させて下さい的な?もあるだろうね。
同性愛を描いた映画にありがちなのが、
この主人公達が「普通に男女のカップル」だったら、どうよ。
名作との呼び声が高い、アン・リー監督の作品でも、そう感じます。
普通の男女の「痴話げんか」の映画は食傷気味でも、
同性同士での「痴話げんか」が、特別なものとして描かれる。
結局。
対象は違ってても愛する事には違いが無い。
だから、みんな、差別とかしないで!
異性愛者も、同性愛者も「同じマインド」を持ってるのだから。。。
これに、異を唱えたのが、この映画ではないでしょうか。
「同じ」ではありません。当然違いますよ。
本当の意味で、違いを認め合いませんか?
by espana-miro
| 2014-06-06 22:49
| 映画
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