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12月の料理「サルスエラ」

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サルスエラは、スペインのオペラの意味です。
豪華な舞台で繰り広げられる様を、料理名にしたのでしょう。

と。自分の料理の写真を見たら。。
鍋から、はみ出る程大きい伊勢エビも乗ってないし(より海老を使ってます)
写ってないけど貝は瀬戸貝ですし、ぱっと見の豪華さには欠けますよね。
魚介類のスープ「ソパ・デ・マリスコス」と言った方が近いかも。

カタルーニャでは「スケ」という料理があって、
アーモンド・ニンニクで作ったサルサ(ピカーダ)を使います。
今月の料理ではピカーダは、使わなかったのですが、
ほうれん草・キヌアに、アリオリを乗せてオーブンで焼いた物を添えました。
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こちらは先日のグランメゾン、
「アピシウス」さんで頂いた、
ブイヤベース。
ほうれん草と蕪を使ってるという事で注文しました。

初めてブイヤベースを食べたのは、
夏のニースでだったので、
どうしても夏の料理のイメージを
持ってしまうのですけど、
季節の、ほうれん草や蕪を使う事で一気に冬の料理になりますね。




この透明感のある、サフラン風味のスープを一口頂いたら
32年前に、ニースで食べた記憶が、ばーーっと蘇りました。
その、
すっきりしてて、旨味たっぷりな一皿を目指して作りました。




そうです。32年前。フランスにある調理師学校の夏休みにイタリア・スペインに旅行しました。
私は、スペインには興味が無かったのですけど、
イタリアにもフランスにも行った経験がある友人が、スペインに行きたいと言う事で。

当時は、イタリア料理の料理人になりたいと思っていたので、
ベニス・ミラノだけには行きました。ホテル代を節約するために、リヨンから夜行列車の旅。
ヨーロッパの駅にはシャワールームが完備してるので、問題は無し。
。。のはずが。。その存在を見つけられず。
シャワーも浴びずに、再び、ミラノからバルセロナを目指して、男二人が
真夏の夜行列車に乗り込む。一緒の個室(コンパートメント)の乗客の方、すんまへんでした。

こういう時に名案が浮かぶのが私です。
列車から、美しいコートダジュールの海岸を眺めながら。。
ニースで降りよう!あそこの海岸のシャワーを浴びよう! 
ユーレイルパス(乗り降り自由のチケット)を持っていましたからね。

ニースの海岸って砂じゃないんですよ。小石で出来てるんです。
「石鹸使ってもいいのかな?」と躊躇してたら、頭の上から日本語が!
「何やってんのー?」同じ調理師学校の同級生でした。

一週間ニースのホテルに滞在してるんだってさ。
「ホテル、風呂付いてるの?」と、聞きますわいねー

ひとっ風呂浴びて生き返った私たち。
恩人の友人たちと一緒に観光客で溢れるレストランのテラス席で、頂いた料理は、
やっぱブイヤベースですわ。
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by espana-miro | 2013-12-04 21:30 | 料理 | Trackback | Comments(0)