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海と大陸


イタリアは、移民排斥政策をとってるんですねー
難民(ボートピープル)を見つけたら、通報しなくてはいけない。
助けるのも駄目なのでしょうか?

「海で溺れてる人を助けるのは昔からの漁師の掟だ」と言う、
お爺さんの言葉に、観客も救われます。

劇中で、母親は島を出ての、新しい生活を望んでるので、
アフリカ難民である、もう一方の主人公と、
物語の輪が二重に感じられます。
さらに、同じイタリアのシチリア島からは新天地を求めた移民を多く送り出した歴史もあり、
(ゴッド・ファーザーとか)
そのあたりが、このイタリア映画の深みと凄みでしょう。

見てて退屈する事等ありませんし、ラストも爽やかです。
レンタルビデオ店の片隅に放置されたままでは、あまりにも、もったいない映画です。




エンディングの曲はフランス語なのですけど。

♩この先、怖くはないさ  実際に見てみなくちゃ何も分からないもの
   曲がりくねった道を超えて  きっと向こうでならうまくいくさ
   風が僕たちを運んでくれるから。。。♩(キネマ旬報誌より)

南スペインの、とある町のカフェで。
朝、新聞を読みながら舌打ちしてる男の人が。
その記事は、パレスチナとイスラエルの和平交渉が上手く行かなかったという話で。

同じニュースを見ても、感じる事は人それぞれで。
普段の自分の今治での生活は、世界と繋がっていないよな、と感じた瞬間でした。
by espana-miro | 2013-11-29 15:36 | 映画 | Comments(0)