2012年 10月 26日
10月の料理「豚の顔と、イカ」
昔、六本木にあったフランス料理店で頂いた、
モアル(牛の骨髄)と、ポロネギの冷製。
その料理のイメージで、
白ネギを水煮にして冷ました物に、
鹿児島の黒豚の顔肉の煮込みを合わせました。ゼラチン質でぷるんぷるんです。
ネギは冷たくて、煮込みは温かいです。
マスタードシードを添えました。
里芋のマッシュにイカのソテーを乗せて、西条産の青海苔をトッピング。
豚とイカの組み合わせは、お好み焼き屋さんと、当店では定番ですけど、
近頃、スペインの若い料理人が、この組み合わせで料理してるのを見て
嬉しくなりました。
グリーンオリーブのペーストを添えたら、グリーン・コーディネートの完成。
青海苔って、緑ですよね。昔の人はグリーンの事を青と呼ぶ。
それは、重々承知しております。けど、、、
父と、地下水用のポンプの修理をしてた時。
「その青いホースの方を開けてくれ」
地下水は青のホースなので、上水道のホースは緑になってるんですね。
「違うがー、青よ!地下水の方じゃがー」
「え?地下水が青やろ?」。。。。
父は、緑を青と呼んでいたのです。
「この青のホースは、なん言うて呼ぶん?」
「それは、ブルーよ。」
(最後の一行は、作りました)
by espana-miro
| 2012-10-26 20:52
| 料理
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