2012年 09月 17日
9月の料理 「なす5品・サラダ」
夏と秋の野菜と言えば茄子ですねー。
ピューレにした茄子、揚げた茄子、焼いた茄子、マリネした茄子、生の茄子。
茄子を使うのは10月までと決めているのだけど、
いつも11月になってから「あの料理作って無い!」と後悔する。
だから今年は、思い残すところ、ナス。
生の茄子は、西条の絹皮なすを使います。
厚めに切って塩をし、しばらく置いてから洗って水切りします。
自家製マト(カタルーニャのカッテージチーズ?)に、
大葉・青ねぎ・茗荷・ニンニク・塩・胡椒・レモン汁で味付けします。
「ブルサン」(フランスチーズ)っぽい味です。
実際には、リヨン料理のフロマージュ・ブランを使った
「セルヴェル・ド・カニュ」のイメージで作りました。
リヨンのレストランで研修してる時に、モダンダンスの公演を観に行き、
劇場の近くの小さなレストランでディナー。
手頃なコースメニューがあったので注文したら、
前菜は「セルヴェル・ド・カニュ」に決まってるとの事。
「じゃー要りません」と言ったら、
可愛いタイプの美人の奥さんが、
「え!美味しいのに、いらないの?」
すごく残念そうな顔をしたので、申し訳なくなって
「。。。食べます」
料理が運ばれて来て、大きな勘違いをしてた事に気付く。
「セルベル」とは、脳みその意味なので、臓物の腸詰め「アンデュイユ」をイメージしてたのです。
こっちの「セルベル」かーと。前から食べたかった料理なので嬉しかったです。
奥さんが可愛く無かったら食べなかったかもね。
臓物の腸詰め「アンデュイユ」を初めて食べた時は、
うわっ!いろんな臓物がソーセージの中から出るわ出るわ状態で
マスタードが非常に効いてるのに、臭くて。。。
でも、二度目に別の店で食べた時には、美味しく頂けたので、
内臓料理には、料理人の腕が出るのでしょうねー。
by espana-miro
| 2012-09-17 15:10
| 料理
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