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「夢売るふたり」観ました


夫婦50割で、松山まで観に行きました。
「年齢が確認出来る免許証等を、ご呈示下さい」と言われ、
もしかして、若く見られた?と016.gif私。
決まり道理の仕事よ020.gifと香里(家内)

観終わってから、奥さん(松たか子)の気持ち解った?と聞いたら
「もう、むちゃくちゃ解るわよ」

小さいながらも飲食店を経営してる夫婦の物語りでございます。
私達夫婦にとって、劇場の臨場感は、はんぱねーよー

火事で店を失った夫(阿部さだお)が酒浸りになる。
リアリティーありありで、私もきっとそうなるなー。と言ったら、
「ほんと、うじうじしててイヤな夫(阿部)!」と妻(家内=香里)

何年も前から「男おばさん宣言」してる私。
常日頃、私の感性は男よりも女に近いと思ってる私ですが。

妻(松たか子)の、子持ちの女(木村多江)に対する感情を、観終わった後に
家内(梶原香里)に教えられました。

ディープな映画です。
ふん、男なんて、可愛いもんなんですよ。ほんま。




冒頭のシーン、出演者を数秒ずつ描写して観客に紹介。
見事な職人技です。

「女を描きたかった」と言う監督。
料理人である夫も、見事に描いています。

一度、一国一城の(漢字に変換したら大げさですね)
小さい「夫婦だけの城」の主が「いざ」と言う時に、
他人に使われての仕事が、出来なくなる。
そのシーンは、見ててとても説得力がありました。

いつも、西川美和監督には魅了される私達夫婦。
香里(家内)が、
「最初の店の描写」に感心してました。
「和気あいあい」とした良い店。この雰囲気なら流行るなーと。
これって、簡単な事だと思われるかも知れませんが、
(映画の表現として)
例えば「高級フレンチの店」で、抜いたワインの注ぎ口に、そのコルクを突っ込んで置いてるとか。
へ?037.gifと思えるシーン、けっこう多いんですけど。
飲食店の描写も完璧であったと思います。

暗闇の中、スクリーンに映し出される影と光。それは男の気持ちと女の気持ち。
監督が放つ光と影を、観客がどう受け止めるのか。
映画の感性・完成は、その後に形成されるのかも。

もう一度観たい!

もう一度見て、見逃したのかも知れない「光と影」を、すくい取りたいと
思わせる映画。久々の「濃い傑作映画」なのです。
by espana-miro | 2012-09-13 23:11 | 映画 | Comments(0)