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チャン・イーモーvsダニー・ボイル

d0177560_17395298.jpg朝、早くから観ましたよー
ミスタービーンの登場は面白かったけど、
うーん。でも、あの場面、要りますか?

北京では、巨匠監督「チャン・イーモー」
今回は、スラムドック・ミリオネアで、世界の大監督になった
「ダニー・ボイル」
2度も続けて映画監督が「大舞台」を演出。
。。。。なんだか、観てて疲れましたねー




この違和感はナンなんだろー 
中国での演出家の役割は「元・発展途上国」が、経済大国になろうとしてる姿を表現する事。
彼の作品「赤いコーリャン」で中国映画に目覚めた私。その監督の末路を見届けました。
では、今回の演出家の役割は?

中国のパワーに対して、英国のカルチャーで対抗する事だったのだと思う。
「元・世界王者」の意地の見せ所。
「バーバリー」の縫製工場は中国に移ったけど、元々のブランドイメージ&伝統文化は
俺たちの方が、グレートだぜ!俺たち雇い主が、君たちの利益に貢献してる。

ダニー・ボイル監督の映画を初めて観たのは「トレイン・スポッティング」
ユアン・マクレガーの出世作です。かなり昔の映画なんよね。
観た時の感想を思い出すのに時間がかかりました。一度ゴミ箱に入れていましたので。

オシャレな、UKロックミュージックが散りばめられ、
ポップな映像感覚が受けたのか、大ヒット。
当時の映画では珍しい、スピード感はありましたが「新しさ」は感じませんでした。
その頃の「MTV」では普通な演出が、映画界では新鮮に映っただけだと思いました。
「スラムドック、、」も同じ感想です。

パワー溢れる中国に無い物。それは「ポップ・カルチャー」
「世界の工場」から製品は毎日つくられるけれど、
君たちは今の文化を、まだ何も生み出してはいない。
俺たちの英国は、世界の娯楽の源を作ったのさ!ポップカルチャーの源流は俺たちの国!

「新・大国」には表現出来ない事を「元・大国」が見せつける!
これはプライドなのだろうか。違うような気がする。

「ダニー・ボイル」は実は英国が嫌いなのである。

でなけば、女王の登場をどう理解します?
とことん人気の凋落した王室の「天気予報」それが受けて?でしょう?
世間知らずな人達を、ちゃんと守ってあげないかんよ!英国人!

ワタクシ、拝見しておりまして、お可哀想で、見とれんかったで、ございました。
恐縮でございます。

「ダニー・ボイル」はロッカーなのである。
既存の価値観を壊すのが彼の役割。
そして、彼はその役割を見事に成し遂げた。のですか?

いや!ダニー・ボイル監督は、チャン・イーモー監督に勝ちたかった「だけ」
なのだと思う。既存の映画的価値観に、また対抗したかったのです。

でも、対抗した舞台が、お互いに「映画」ではなくて、
「世界的な」「壮絶な」「トホホな」
そして結果的に、どちらも「勘違い」

やはり、舞台の演出はライブ感を生み出す、演劇・音楽関係者に!
そして、あんなにテレビを意識した演出をするのならば、テレビ関係者にまかせれば良い。

終わり 
by espana-miro | 2012-07-29 22:44 | テレビ | Comments(0)